アメリカ最大のミステリー!?ジョン・F・ケネディ暗殺事件について・
みなさんこんにちは。
暑さもだいぶ和らぎ、冬に備え衣替えの時期になりましたね♪
冬が嫌いな筆者にとっては苦痛の日々が始まりました(笑)
さて今回は、「アメリカ最大のミステリー」とも呼ばれている「ジョン・F・ケネディ暗殺事件」について、触れていきたいと思います。
ジョン・F・ケネディ暗殺事件とは?
>>引用元URL https://www.bbc.com/
では、まずジョン・F・ケネディ暗殺事件とはどういった事件だったのかをざっくり説明します。
遡ることおよそ60年前の1963年11月22日金曜日。
現地時間12時30分、第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが、ダラス市内をパレード中に何者かに銃撃され死亡する事件が発生しました。
ほどなくして、「リー・ハーヴェイ・オズワルド」という男が逮捕されますが、二日後に
ダラス警察署で「ジャック・ルビー」という男に銃撃され死亡します。
その後、政府によって公式調査がウォーレン委員会によって行われ、ケネディ暗殺事件はオズワルドによる単独犯行だったと正式に発表。(ウォーレン報告書)
しかし、事実関係の不透明さから様々な仮説や陰謀論が巻き起こります。
半世紀以上経過し2021年となった現代においてもテレビを始め、本やYouTubeなどでも頻繁に取り上げられているのは、みなさんもご存じだと思います。
なぜこの事件はここまで人々の関心を集めるのでしょうか?
やはり、ただの暗殺事件として片付けられない「何か」があるからだろうと筆者は思います。
では、ジョン・F・ケネディ暗殺事件をめぐる不可解な死因、陰謀論などを紹介していきましょう。
不可解な死因
ウォーレン報告書によると、ケネディ大統領の死因はオズワルドが放った3発の銃弾の内2発が命中し、致命傷となり死亡したと発表しました。
しかし、映像が解析され、その2発の銃弾の時間差はわずか2~3秒ほどという驚きの事実が判明します。
というのもオズワルドが逮捕時所持していたとされるイタリア製の単発銃「カルカーノ」では、2~3秒の間に3発の連発発射は不可能とされていたからです。
これによりケネディ大統領の死因について、ますます懐疑的な目が向けられる事になりました。
魔法の銃弾
ケネディ暗殺事件を語る上で欠かせないキーワードが「魔法の銃弾」です。
ケネディ大統領は右三列目、州知事が右真ん中の席に配置され同乗していたのですが、
オズワルドの放った3発の弾の内1発がこの二人を命中しました。
前後に座ってるため、二人を一発の弾丸が打ち抜く可能性もあるのでは?
と思う方もいるかも知れませんが、
二人を貫いた弾丸は明らかに異常な曲線を描いていたんです!
まずケネディ大統領の右肩に命中した弾丸は体内に侵入後、喉ぼとけ下から出ると軌道を右に変え、州知事の右肩に命中。
その後体内で軌道を変え、州知事の右胸、右手首、左大腿部を貫通しました。
つまり一発の弾丸が、二人の人体に数カ所も貫通したという訳なんです!
さらにオズワルドが銃を発砲した場所は教科書倉庫の6階の窓。
ケネディ大統領を乗せた車は走行中だったため、教科書倉庫の窓から直線距離で50m~80mも離れていました。
またオズワルドは海兵隊に所属していた頃、一級射手の試験をクリアしておらず射撃が苦手だったとも言われています。
果たしてそんな男が50m~80mも離れた動く的(ケネディ大統領)を狙撃する事は可能なのでしょうか?
ちなみに狙撃のスペシャリストによる実験では成功例はあるみたいですが、あの状況でオズワルドにそれが可能かどうだったかは、今となっては闇の中という訳です。
様々な陰謀論
では誰が何の為にケネディ大統領を暗殺したのでしょうか?
というわけで代表的な陰謀論3つを紹介していきます!
マフィア説
実はケネディ大統領には裏の顔があり、闇の組織ともつながりがあったとも言われています。
実際に1960年の大統領選挙では、重要な州の票をマフィアの手を借りて確保したなんて噂も流れたほどでした。
ケネディが当選したあかつきには、マフィアにもそれなりの見返りがあるように思われましたが・・
大統領当選後、ケネディは司法長官でもある弟・ロバートと共にマフィアの撲滅を目指し、マフィアとの癒着が噂された人物、企業などを厳しく追求します。
キューバ人説
今も昔もアメリカの最大の敵といえばソ連(ロシア)だということは、皆さんもご承知のとおりだと思います。
そのソ連が1960年代、アメリカの隣国でもあるキューバに核弾頭装着可能なミサイル基地を作るという計画が暴露され、アメリカを震撼させました。
ソ連の核ミサイルによって狙われる可能性が出てきたアメリカは、キューバ海上封鎖、ピッグス湾侵攻作戦などを行い反撃に出ます。
ソ連もアメリカの反撃を恐れ、ミサイルを積んだソ連の輸送船はキューバ近郊で突如ストップ。
ケネディ政権の力量はソ連を圧倒し、なんとか最悪の事態だけは免れる事が出来ました。(キューバ危機)
これらの作戦はCIA主導のもと行われていましたが、その任務の中には当時のキューバのトップ「カストロ議長暗殺」という任務も含まれていたと言われています。
それを知ったカストロは、ケネディ大統領暗殺を企て実行に移したというわけですね。
実際にカストロ議長はアメリカのキューバ侵攻を激しく非難しており、「米国の指導者がキューバの指導者を暗殺する計画を持ってるならば、彼らも安心ではない」と意味深な言葉を残しています・・
KGB説(ソ連国家保安委員会)
ソ連にとって、敵国のトップであるケネディ大統領を暗殺するのは当然と言えば当然の事でしょう。
しかし、アメリカによる海上封鎖の影響で最終的にソ連はキューバに配置した核兵器を撤去せざる得なくなりました。
計画もうまくいかず巨額の費用もかかった事で、「ケネディ大統領はKGBに暗殺された」という陰謀論は広まったみたいです。
またケネディ大統領を暗殺したとされるオズワルドは、ソ連に居住歴がありKGBのスパイだったのでは?という噂もありました。
現にオズワルドはケネディ大統領暗殺の2ヶ月前にメキシコシティを旅行し、その際にソ連とキューバの大使館を訪れていた事も明らかになっています。
その為、FBIとCIAは常にオズワルドの行動を逐一監視していたそうですから、中々の要注意人物だったみたいですね。
その他の疑惑
実はケネディ大統領の暗殺前後には、アメリカ国内でケネディ大統領に関係する不可解な出来事が多数報告されています。
果たしてこれは偶然なのでしょうか?
①オズワルドは逮捕時、「私はハメられた」と発言。
②1963年11月22日ケネディ大統領暗殺の25分前、イギリスの新聞社ケンブリッジニュースに「米国で大ニュースが発生する」と匿名の電話がかかってきた。
③ケネディ大統領暗殺事件からわずか数年でオズワルド、ジャックルビーなど、16人の重要証人が暗殺、事故死、他殺などで死亡。
④ケネディ大統領暗殺事件に関する3200点の機密文書が2017年10月に解禁される予定だったが、その内の300点の公開が急遽延期された。(FBIとCIAの圧力がかかったとも言われている)
⑤ケネディ大統領が暗殺される1週間前にニューオリンズのバーで、ケネディ大統領が暗殺される可能性に100ドル賭けるという男性がいた。
陰謀論が唱えられる理由がよくわかる気がしますね(笑)
仮にどれかの陰謀論が真実だとしたら、やはりオズワルドは利用されたという事になるのでしょうか?
ちなみに当時のトランプ大統領は、「機密文書公表が適切かどうか、2021年10月26日までに決める」と発言しています。
つまり現大統領のバイデン大統領が、機密文書を公開するかしないかの判断をする事になるというわけですね。
まとめ
今回はケネディ大統領暗殺事件についてざっくり振り返ってみました。
機密文書には一体どんなことが記載されているのか、凄く気になりますよね!
アニメ・ワンピースで例えるならば「空白の100年」の真実が明かされるみたいな感じでしょうか?
またアメリカの世論調査では「暗殺になんらかの陰謀があった」と思う米国人は6割もいたそうです。
アメリカではケネディ大統領暗殺事件関連の本が300冊以上出版されていますし、現代においても関心の高い未解決事件の一つともいえますよね。
筆者が生きている内にすべてが明らかになってほしいと思う今日この頃です(笑)
時々、こういった都市伝説系やミステリー関係もblogにアップしていきますので、是非ご覧になってください♪