車のヘッドライトが点灯しなくなった時の対応(HID編)
みなさん、こんにちは。夏丸です。
本格的な冬を迎えだいぶ寒くなり、日が落ちるのもだいぶ早くなってきました。
夏大好きの筆者にとっては冬はあまりテンションが上がらない季節です(笑)
冬といえば、日が落ちるのも早いので車のライトの点火時間も夏に比べて長くなり、
地域によっては17時くらいからヘッドライトを点灯するところもありますよね♪
さてそんなヘッドライトですが、いきなり「消えた」「点灯しなくなった」という声をよく聞きます。
ヘッドライトユニットや電装系のトラブルでしたら仕方ない部分もありますが、実は球切れ(バーナーの寿命を迎えた)のケースが大半だとか。
もちろんバルブ(球)の交換が必要となってくるわけですが、日本製のものから外国製のものまで豊富に出回っていますので、正直どれを選べばいいか迷ってしまいますよね!
ですので今回は、「ヘッドライトが点灯しなくなったときの対応」について解説していきます!
ヘッドライトが点灯しなくなった時
まずヘッドライトが点灯しなくなる場合、大まかに二つの症状が現れます。 ①いきなり点灯しなくなる
②点灯したり消えたりを繰り返す
大体この2つのどちらかを経験された方が多いのではないでしょうか?
これは簡易的な診断ですが、①の場合は球切れ以外にも、HIDの心臓部とも言えるバラストが故障している可能性があります。
バルブ(球)交換だけでは解決しない場合がありますので、近くのカーショップに持って行くのが最善策だと言えるでしょう。 ②の場合は、バッテリー、アース、オルタネーターの不良や寿命も考えられますが、意外ととバルブ(球)を交換すると改善するケースが多いので、 バルブ(球)切を起こす(点灯しなくなる)前の前兆の一つと覚えといてください。
専門用語について
HIDバルブを交換・購入にあたり、少しだけ専門用語が出てきますのでざっくりおさらいしましょう。 HID→メーカーや車種によっては「ディスチャージランプ」「キセノンランプ」「バイキセノン」などとも呼ばれていますが、HIDと同じ意味です。
ルーメン→明るさ(数値が高いほど明るい) ケルビン→発光色(数値が高いほど青みがかった色になる)
この3つを覚えておけば大丈夫です♪
どのバルブを選べばいいの?
さて、まずバルブ選びから始まるわけですが・・・種類が多い!(笑)
ざっと日本の海外のバルブメーカーを並べて見ただけでも、PIAA、PHILIPS、IPF、fcl、カーメイトなどなど、車好きの方ならまだしも、あまり車に詳しい方はどのメーカーが選べばいいかわかりませんよね。 ですので簡単なバルブの選び方のポイントを3つほど紹介します!
①車検に対応しているか
新車なら3年後、中古車なら2年に1回行われる車検ですが、車のヘッドライトも検査対象となってるのをご存じでしょうか?
主に高度、色、光軸、照射範囲、点灯状態、ヘッドライトの状態などを確認するわけですが、カーショップなんかにはドレスアップ用(改造車)のバルブなんかも販売されてます。
ちなみに純正のHIDバルブは4300K(ケルビン)~4500Kの場合が多く、少し黄色みがかった発光色となっています。 目安としましては、
4500K~5000K→「道路標識や人、障害物をはっきり認識できる」 5000K~6000K→「夜間の視認性が少し悪くなるがファッション性を求める人向け」 こんな感じです。
「購入して装着したけど車検不適合だった」という事が起きないよう、車検に対応しているかしっかり確認しましょう。
②保証期間はどれくらいあるか
家電製品なんかと一緒で、バルブにも保証期間が設けられています。 メーカによって様々ですが1年~3年の保証期間があり、バルブの早期切れや初期不良で点灯しなくなった場合に無償で新品と交換してくれますので、保証がついてあるバルブを選ぶといいでしょう。
③自分の車に適合しているか
HIDバルブには「D4S・D4R・D2S・D2R」という4つの種類があります。
車検証を見て、バルブメーカーの適合表を見るのが一番いいですが、カーショップで交換してもらうのであれば整備士の方はすぐにわかりますので、なんら心配はありません。 DIYで交換する方は、スマホで「車種 HID or バルブ」と検索すれば適合バルブと交換方法などがわかると思いますので、しっかり確認をして交換しましょう。
車のDIY関連の投稿が多い「みんカラ」という車サイトなどを参考にするのも一つの手ですね♪ この3つのポイントさえ抑えていれば、国内製、海外製問わずクオリティの高いバルブが見つかるでしょう。
あとはそれに加えて「価格、明るさ、性能」などを踏まえてベストなバルブを選べば大丈夫です。
フリマやオークションなどの激安バルブ
カーショップなどに出向いたはいいものの、バルブの価格が「ちょっと高い・・」と思われる方も多いでしょう。
そんな人たちの強い味方が「フリマやオークション」ですよね♪ さっそく探し始めると、カーショップのバルブの半分から3分の一の値段のバルブがかなり出品されています。
「フリマやオークションで買った方が得だ」と思うかも知れませんが、その買い方はあまりオススメは出来ません。
安いのにはそれなりの理由がある
結論を言いますと、安いHIDバルブは購入しないほうがいいです。 筆者も何回か安いHIDバルブを購入しましたが、明らかに左右で照度が違ったり、装着後一ヶ月以内で消えてしまったりと初期不良を何回か経験しました。 つまりHIDバルブに関しては品質や性能に見合った価格になっていて、少々お高いですがメーカー品を購入することをオススメします!
このblogを書いている時、筆者の車のHIDバルブがタイミング良く寿命を迎えたので、今回はAXSコーポレーション製のGRX-63を購入♪
純正交換タイプの1年保証付きで、SALE中で運良く4000円ほどでした!
色も明るさも満足です!
オススメのHIDメーカー
ずばり「fcl(エフシーエル)」です!
その理由は、性能もさることながら「売れている」というのが大きなポイント!
fclのHIDバルブは日本最大級クルマSNSサイトみんカラなどでも多く掲載され、Amazon、楽天市場などでも多く販売されてます。
プロの整備士や車業界関係者取引も多くある事からも、性能はもちろん絶大な信頼を得ていて、実績や知名度という点においても、安心してお使い出来るメーカーです。
もちろん今回紹介したHIDバルブも多数揃えていて、1年保証付きのHIDバルブが4000~8000円というリーズナブルな価格で販売されいますので、是非チェックしてみてください。
まとめ
今回は車のヘッドライトが切れた時の対応についてざっくりまとめてみました。
筆者の場合は4、5回ほど車のトラブルを経験しているので最近はいざというときの対応にも慣れつつあります(笑)
新車の場合は保証の範囲で直せる場合がありますが、中古車や長く乗り続けられている方はそうはいかないので、ウェブで乗っている車なんかのマイナートラブルなんかを調べておくといいかもしれません。
故障する箇所、前兆なんかもわかりますし、交換を早めに行えばトラブルに巻き込まれる場面も最小限で防げます。
自分の愛車のことをしっかり理解してあげて、楽しいカーライフを送りましょう♪